すき焼きのレシピは各家庭によって違いますし、ましてや関東と関西ではやっぱり違いました。我が家のすき焼きレシピを大公開です。
すき焼きのレシピについて考えると結婚当初のことが思い出されます。今の我が家ではお正月三が日のどこかで必ずすき焼きを食べるのですが、まずこれは関西出身の奥さまの地元の慣わしとかで、ほぼ東京で過ごしてきたワタクシには結婚前まで正月にすき焼きを食べる習慣はありませんでした。しかし奥さまの迫力に気圧され今に至っています(^^;)ところがすき焼きのレシピのことについてはワタクシも譲れないものがありました。関西のすき焼きのレシピでは、まず牛肉を焼いてその上にいきなり砂糖をかける。ワタクシは奥さまがそんなことをしているのを見て、一瞬気が触れたか?と思ったほどです。ところがそれが関西風すき焼きのレシピであると、さらに砂糖のかかった牛肉に今度は醤油をかけ、そして砂糖醤油にまみれた牛肉を玉子にくぐらせて食べてしまう姿に呆然とするだけでした。割り下を張ってから牛肉を入れるのが、すき焼きのレシピの王道であることを譲れないワタクシは、テーブルをひっくり返そうと思いましたが、腹が減っては戦もできないとの判断から黙って食べることにしたのです。とてもオイシカッタっす・・・。
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関西出身の奥さまがある日、正月三が日でもないのにすき焼きを食べたいと言い出したので、また例のレシピのすき焼きかと思ってテーブルに着いたら、おもむろに鶏肉を焼き始めるではありませんか!?えっ?すき焼きではないの?という心の叫びと固唾を飲み込んで鍋を見ていたら、鶏肉にいきなり砂糖をかけて醤油をかけて・・・、つまりすき焼きのレシピで牛肉が鶏肉に代わったという代物だったので、牛肉は高いのかと思ったら、比内地鶏をつかっているとの由。ではこれはすき焼きと言うのかと聞けば、関西の田舎、つまり奥さまの祖母の家ではすき焼きというと「かしわ(地鶏)」を使うのが一般的なのだとか。出されたものは残さず食べるのが主義なので、内心なんだ鶏肉かぁと思いつつ口に運んでみると、比内地鶏を使っているせいもあるのかもしれませんが、これはこれでとてもオイシカッタっす・・・。ちなみにかしわのすき焼きのレシピは肉が違うのと、鶏がらスープを使うことぐらいです。それにしてもとてもオイシカッタっす・・・。
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それぞれ異なる地方出身の男女が結婚すると、食文化の違いに驚くケースは多いと思います。昔は初めて夫婦喧嘩するときというのは正月で、その原因は雑煮にあったと言われています。確かに雑煮ほどその地方の食文化を反映している食べ物はないかもしれません。餅の形状も関が原を境に東は切り餅、西は丸餅といった具合です。我が家も東と西の融合という結婚でしたので、初めての夫婦喧嘩は正月でした。しかしそれは雑煮ではなくすき焼きでした。レシピには手順も含まれると思うのですが、牛肉を焼いて砂糖をかけて醤油をかけてなどというすき焼きのレシピは、ワタクシの家では考えられないものだったのです。こんなもの食えるか!?とテーブルを引っくり返すワタクシと、泣いて謝る奥さま。最初から作り直せと厳命するワタクシの指示に涙ながらに応える奥さま。さぁ、では王道のレシピでのすき焼きはを食べようと思ったら、またまた砂糖醤油の牛肉が・・・。何だこれは!?というところで、結婚して初めてすき焼きを食べた翌朝、初夢から目覚めたのでした。すき焼きのレシピは関西風にかぎりますね・・・。